@亀山八幡宮(かめやまはちまんぐう)
A山口県下関市中之町1−1
B祭神
◎応神天皇(おうじんてんのう):八幡大神・誉田別尊(ホンダワケノミコト)
◎仲哀天皇(ちゅうあいてんのう):足仲彦尊(アシナカツヒコノミコト)。第14代天皇で、応神天皇の父。
◎神功皇后(じんぐうこうごう):八幡姫大神・息長帯比売命(オキナガタラシヒメノミコト)。仲哀天皇の皇后で、応神天皇の母。
◎仁徳天皇(にんとくてんのう):若宮八幡・大鷦鷯尊(オオサギノミコト)。応神天皇の子ども。
C出世開運、夫婦円満、安産、子育大願
D木瓜(きうり)
E平安時代の初期、貞観元年(859年)に創建。
僧侶・行教が、八幡神を宇佐(現代の大分)から京都・石清水八幡宮に勧請する際、停泊したのがきっかけです。
行教が「ここは清らかな土地なので、しばらく祀ってから進みなさい」という神託を受け、連れの勅使を通じ国主に命令。
まず仮殿を作り祀ったことが、亀山八幡宮の始まりと言われています。
F亀山八幡宮は、通称「関の氏神様」。
下関市60ヶ町の氏神様として、地元の人々に愛されています。
この「関の氏神様」、夫婦円満や子育てにもご利益がありますが、「人生を切り拓く効果」が絶大!
なぜなら、八幡様は武力の神だから。
大志をもって勝負をかける人を、亀山八幡宮は強力サポート。
その効果が評判を呼び、大内氏や毛利氏などの有力武家が厚い信頼を寄せてきました。
しかも亀山八幡宮は、安全性も保障。
昔から「海の鎮護の神」といわれ、室町時代は遣明船が航海安全を祈願しています。
「大きな災いに遭うことなく、キャリアアップしたい」
「夫に出世してほしい」
「子どもが病気やケガをすることなく、将来、夢を叶えますように・・・」
「飛躍と安全」の両方を願うなら、亀山八幡宮はオススメです。
●亀山八幡宮・御朱印
●亀山八幡宮・御朱印帳
御朱印巡りとグルメ巡り、同時に楽しみたい!
そう思ったら亀山八幡宮へ。
道をはさんだ目の前に、唐戸市場があります。
唐戸市場は、ずばり「西の築地」。
下関が誇る海の幸、とらふく(とらふぐ)の握り寿司や、ふくの赤だしなどを味わうことができます。
八幡様に祈りを捧げ、広大な海を眺めながらお寿司を食べれば、元気いっぱい!お腹いっぱい!
心も身体も大満足の御朱印巡りができちゃいます。
さらに亀山八幡宮は、「頭」も満足させられるインテリジェンスな神社。
林芙美子や金子みすゞなど、山口県出身の作家や詩人の碑が建てられています。
特に金子みすゞは亀山八幡宮とゆかりが深く、自死の前日、亀山八幡宮そばの写真館で最後の写真を撮ったと言われています。
文学や詩が好きな方なら、亀山八幡宮は一度は訪れたい場所です。
そして何と言っても亀山八幡宮は、夫婦円満と出世に効く!
境内のお亀茶屋跡は、初代総理大臣・伊藤博文と奥様が出会った場所です。
その出会い方は、とっても運命的。
時は慶応元年。
伊藤博文が刺客に襲われ亀山八幡宮に逃げ込んだところを、お茶子だった梅子さんが救け、ゴールインしたんですって!
伊藤氏は皆さんご存知のとおり、その後大出世。
長州藩の有力者としてトントン拍子に名をあげ、初代内閣総理大臣に就任します。
妻の梅子さんも夫の出世に伴い、教養あふれるレディーへと成長。
伊藤博文は結局、暗殺されてしまいますが、夫婦は生涯仲良く寄り添ったそうです。
亀山八幡宮の「出世への効力」はもともと評判で、武士にも愛されてきました。
でも伊藤博文のエピソードを聞くと、これはいよいよ効きそうな予感がしますよね。
「将来有望な男性と結婚したい」
「夫婦仲良く、一緒にステップアップしていきたい」
そう願う女性に、亀山八幡宮はピッタリ。
婚活中の方にもオススメのパワースポットです。
神社にお参りする時に手水舎と狛犬も結構見ている私です。
手水舎は龍が普通にいたりするのですが、こちらの神社は亀です。
亀山八幡宮というだけあって水が出てくる部分は亀なんですね。