@胡子神社(えびすじんじゃ)
A広島県広島市中区胡町5−14
B祭神
◎蛭子神(ひるこのかみ)
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の間に産まれた、最初の神。
「えびす様」として、多くの神社で祀られている。
◎事代主神(ことしろぬしのかみ)
大国主命の子ども。
事代とは「事を知り」、「言」を「代わりに伝える」という意味。
神の言葉を代わりに伝え、「国土の譲渡」を勧める等、「託宣の神」と言われている。
蛭子神同様「えびす様」として崇められている。
◎大江広元(おおえのひろもと)
源頼朝の側近として、鎌倉幕府創設に貢献。
政所の初代別当(いわば行政長官)として活躍。
幕府での功績から、2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場する。
中国地方が誇る戦国大名・毛利元就公の祖先にあたる。
胡子神社では、蛭子神・事代主神・大江広元公が一体となって、「えびす様」として祀られています。
C商売繁盛・金運上昇・五穀豊穣・福徳円満
D蔓柏
E胡子神社の歴史は、約400年。
時は江戸、慶長8年(1603年)に創建されました。
建てられたきっかけは、「えびす神」の勧請。
金貨製造・鑑定の取締役だった銭屋又兵衛と、江戸幕府の大老・松屋太郎右衛門が地元の繁栄を願い、「えびす神」を迎え入れたのが起源と言われています。
神社が建つ「胡町」という町名も、えびす神勧請が由来なんですよ。
F胡子神社といえば、何と言っても商売繁盛!
「商売の神」にふさわしく、市の中心地に鎮座。
デパートや家電量販店などビル群ひしめく町なかで、広島の繁栄を見守っています。
また胡子神社で忘れてはいけないのが、11月の「胡子大祭」。
「広島三大祭り」のひとつで、毎年大盛況。
太鼓の競演や夜神楽が行われ、商店街も大売出しに。
開催期間、神社の周りは押すな押すなの大賑わいとなります。
ちなみにこの胡子大祭、地元での愛称は「えべっさん」。
胡子神社が、いかに広島で愛されてるかがわかりますね。
◆2020年の胡子大祭ポスター◆
●胡子神社・御朱印
G胡子神社へのアクセスは、広島電鉄が便利。
広島電鉄白鳥線「八丁堀」駅から徒歩2分。
広電本線「胡町」駅から、徒歩3分です。
車で行く人は、周辺の駐車場をチェック!
境内に駐車場はないので、事前に駐車場を調べておきましょう。
また御朱印をもらうなら、駐車場のほか「宮司さんの有無」も要チェック。
宮司さんがいらっしゃらない日は、書置きの御朱印となります。
「直書きの御朱印」を希望するなら、宮司さんがいるかどうかも確認しましょう。
(※なお現在、新型コロナウイルスの影響で「直書き」を中止している可能性もあります。
「直書き御朱印」にこだわる方は、ご承知おきください。)
ちなみに胡子神社では、金文字で書かれたゴージャス御朱印も授与。
でもこの金文字御朱印、いつもいただけるわけではありません。
何と胡子大祭が行われる「3日間限定」。
「金運を上げたい!」と切に願う人は、「えべっさん開催中」をねらって神社に行きましょう。
なお、金文字御朱印授与時間は10時〜22時。
夜でも受け付けてくれるので、胡子大祭をじっくり楽しみながら、ゴージャス御朱印をいただけますよ。
さらに御朱印帳も購入すれば、鬼に金棒。
胡子神社は御朱印帳も豪華絢爛。
目にもまぶしい金色で、持ってるだけで金運がどんどん上がりそうです。
アラフィフにもなると、老後の家計が不安になるもの。
「今の貯蓄で足りるかしら」「子どもの結婚費用や親の介護・葬儀で、思わぬ出費があるのでは」「自分が意外と長生きしたら、食べていけないかも・・・」
とどのつまり「お金はいくらあってもいい!あればあるだけいい!」と思えてきますよね。
少しでも老後が心配なら、ぜひ胡子神社へ。
胡子大祭期間中に行けば、「金文字御朱印」と「金色御朱印帳」のゴールデンコンビで、お金の不安が一気になくなりますよ。