@白山神社(はくさんじんじゃ)
A東京都文京区白山5-31-26
B祭神
◎菊理姫命(くくりひめのみこと)
◎伊弉諾命(いざなぎのみこと)
◎伊弉冊命(いざなみのみこと)
C縁結び、商売繁盛、合格祈願
D三子持亀甲瓜花
E東京十社の一つ
天暦年間(947-57)に創設
F縁結びの神様が三体祀られているのでパワーが強力。
しかも菊理姫命は仲の悪い人たちの仲裁を行う神様です。
夫婦仲、復縁、人間関係などの悩み解決に参拝するといいでしょう。
復縁祈願には入口の締め柱に一礼しておきましょう。
また面白いのは、月2回歯ブラシ供養のイベントがあります。
歯の痛みがある人は、古い歯ブラシを賽銭箱の横にある箱に供養してみてはいかが?
梅雨の時期には文京あじさいまつりが行われるので、ゆっくり見て回るのもいいですね。
●白山神社・御朱印
白山神社で、ぜひ堪能したいのが「あじさい」。
神社の境内から白山公園にかけて、約3,000株ものあじさいが植えられています。
毎年梅雨時には「文京あじさいまつり」を開催。
「文京菊まつり」や「文京梅まつり」など「文京花の五大まつり」のひとつで、あじさい神輿が街を練り歩きます。
子どもたちによる「あじさい写生会」やスタンプラリー、地元の大学によるコンサートなども開催。
東大やお茶の水女子大などを抱える、日本一の文教地区が一転、エンタメ色いっぱいになります。
白山神社は、桜の美しさでも有名。
江戸の三名桜「白旗桜」を見ることができます。
「白旗桜」の名の由来は、平安時代にまでさかのぼります。
源義家が奥州征伐に行く際、戦勝を願い、桜に源氏の白旗を立てたのが始まりと言われています。
ちなみに日本では2つのチームが競う時、紅白に分かれますよね(紅白歌合戦とか)。
それは「源氏の白旗、平家の赤旗」がもとになっているんです。
白山神社の「白旗桜」を見れば、運動会などで何気な〜く見ている「紅白の戦い」にまで思いをはせることができるんですよ。
さらにこの桜、「白旗桜」と言われる理由がもうひとつあります。
よく見ると5枚の花びら以外に、中心部に何枚か花びらが・・・。
それが旗のように見えることからも、「白旗桜」と言われているんです。
白山神社に来たら、桜の花をよーく観察してみてくださいね。
さらにこの白山神社、もうひとつよーく見てほしいものがあります。
それは狛犬。
実は瞳が金色になっているんです。
目が金色なんて、何だかものすごく「ご利益ビーム」が出ていそう・・・。
狛犬といえば「魔除け」効果が高いですが、この眼力にやられたら、間違いなく悪魔は逃げてくれますよ。
源氏はもちろん、徳川の歴代将軍にも愛された白山神社。
派手さはないものの、随所にご利益アップポイントがチラリ。
婚活や受験、商談、虫歯など「ちょっと大きな声では言えない」祈願にピッタリの神社です。