@鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)
A神奈川県鎌倉市雪ノ下2−1−31
B祭神
八幡三神
◎応神天皇(おうじんてんのう):第15代天皇。武家の守護神で、清和源氏や桓武平氏に崇拝された。
◎比売神(ひめがみ):応神天皇の皇后との説あり。
◎神功皇后(じんぐうこうごう):応神天皇の母。
C主祭神が「武家の守護神」だけあり「勝負運・仕事運・出世」にご利益大。
女性の祭神もついているため「安産」「縁結び」の効果も。
全て合わせて「家運隆昌」にご利益があると言われています。
D鶴丸
E起源は平安の世の、1063年(康平6年)。
源頼義が由比ヶ浜周辺に、石清水八幡宮の分社を祀ったのが始まりです。
その後、鎌倉幕府を開いた源頼朝が、社殿を小林郷北山に移転。
「鎌倉の町」の礎をつくります。
F鶴岡八幡宮は関東を代表する神社で、知名度は全国レベル。
日本人のライフステージのお参りには、欠かせない存在です。
命名、お宮参り、七五三、成人式、結婚・・・と、鶴岡八幡宮と共に育った人も多いはず。
■ 舞殿で結婚式 ■
安産のご利益もあるので、生まれる前からお世話になっていた人も少なくありません。
鶴岡八幡宮は、何しろ「あの」源頼朝にまつわる神社。
歴史上一、二を争う覇者に縁があるため、21世紀の今もなお「人生の成功を願う人」でにぎわっています。
足利氏や豊臣氏、徳川氏も鶴岡八幡宮を頼りにしていたんですよ。
●鶴岡八幡宮・御朱印
古都・鎌倉は、観光客が絶えない町。
そのなかでも鶴岡八幡宮は、大仏とともに「鎌倉二大観光スポット」として名を馳せています。
鶴岡八幡宮の見どころは、まず「源平池」。
太鼓橋を挟み、右は源氏に左は平家に。
武士の戦いが目に浮かぶ様は、まさに鎌倉ならではです。
しかし春には桜が、夏は蓮の花が咲き誇り、しばし争いを忘れる姿に。
とはいえ源平の因縁は根深いもの。
源氏側の三つの島は「産」を表し発展を願ったもの。
平家側の島は四つで、「死」の意味があるとされています。
ウットリするような景色の奥には、深い怨念がこめられているんです。
境内をズンズン歩き、大階段を登れば、そこには本宮が。
江戸幕府11代将軍・徳川家斉が造営した建物で、朱塗りの美しさが魅惑的。
意匠の美しさから、国の重要文化財に指定されています。
■ 手水舎 ■
本宮脇の宝物殿も、見逃せないポイント。
刀や弓矢、舞楽面や衣類、お神輿など、様々な国宝や文化財を見ることができます。
「私、別に刀とか矢じりとか興味ないんだけど・・・」と思うかもしれませんが、まあ、そう言わずに行ってみて!
結構ハマって、帰る頃には「歴女」になっちゃうかもしれませんよ。
何としてでも恋愛や縁結び、安産を祈りたい人には、超オススメポイントが!
それは「政子石」。
政子とはもちろん、源頼朝の妻・北条政子のこと。
源頼朝は超愛妻家で、境内の石に、政子の安産を願ったそうです。
さらに鶴岡八幡宮の参道・段葛も、これまた政子の安産を祈って造られたもの。
ここまでくれば、夫婦円満も良縁も叶いそうですよね。
境内では、政子石に手を合わせる女性が後を絶ちません。
ちなみに段葛は、春に行くのがおすすめ。
桜とつつじのトンネルが、あなたを華やかに出迎えてくれます。
鎌倉のシンボル・鶴岡八幡宮。
人生を切り拓きたい人や、家庭を円満にしたい人、自分をうんと愛してくれるパートナーを見つけたい人に、最もおすすめのパワースポットです。