@芝大神宮(しばだいじんぐう)
A東京都港区芝大門一丁目12番7号
B祭神
◎天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)
◎豊受大御神(とようけのおおみかみ)
C縁結び、金運
D三つ巴
E東京十社の一つ
F平安時代に創建された一千年の歴史を誇る古社。
伊勢神宮の神様が祀られているので、関東のお伊勢様とも呼ばれています。
毎月数量限定ですが、ここで売られている女性の縁起物「千木筥(ちぎばこ)」は要チェック。
木製の三段筥(箱)になっていて、藤の花が描かれたおしゃれで美しい工芸品です。
タンスに入れておくと運気が上がるそうです。
毎月1日に売り出されることが多いそうですよ。
買えなかった人には、「強運御守」をどうぞ。
このお守りはあの北川景子さんが毎年買われているそうです。
境内にいる野良猫を見つけると、金運が上がると言われています。
もし見かけたら帰りに宝くじを買ってみてはいかが?
●芝大神宮・御朱印
芝大神宮が建つのは、日本有数のオフィス街。
東京タワーも見える華やかな場所に、ひっそりとたたずんでいます。
そんな大都会に建つだけあり、この芝大神宮、ビジネス・金運に強い!
まず注目したいのは「貯金塚」。
この貯金塚は、日本の大実業家・牧野元次郎を称えて建てられたもの。
牧野元次郎は不動貯金銀行(現在の「りそな銀行」)の創業者で、「貯金王」とも呼ばれた人物
そんな「お金の神様」を思い、武者小路実篤が筆をとり、建てられたのが「貯金塚」なんです。
芝大神宮が、ビジネスマンや起業家などに人気があるのも納得です。
なお、この「貯金塚」、何もしなくてもお金がたまると言っているわけではありません。
彫られた言葉は「根気 根気 何事も根気」。
「一生懸命仕事をしているのに、なかなか結果が出ない」・・・そんな悩みをお持ちの方は、ぜひ貯金塚を拝みに来ては?
根気よく続けてきたことが、実を結ぶかもしれませんよ。
ちなみにこの芝大神宮、主婦層など「家計をあずかる人」にも人気。
「根気よくお金を貯める」というのは、やりくり上手の鉄則ですよね。
「節約できない」「家計簿が続かない」という方にも、「貯金塚」参りはおすすめですよ。
さて、芝大神宮の行事といえば有名なのが「だらだら祭り」。
毎年9月に行なわれるお祭りで、見どころは盛大なお神輿!
20基近くもの神輿が集まり、汐留通りからオフィス街を練り歩いていきます。
ちなみに「だらだら祭り」という名の由来は、行列がだらだらと続くからだとか。
江戸っ子たちがここぞとばかりに街に出て、どこまでも歩いていく様子は東京名物のひとつです。
「だらだら祭り」のもうひとつの見どころは、期間中に飾られる「半鐘」です。
この「半鐘」は、歌舞伎「め組の喧嘩」のカギとなるもの。
火消しと力士の大乱闘の末、お奉行様は「この半鐘が鳴ったから喧嘩が起きた」と判断。
何と「半鐘」に終生遠島を言い渡すんです。
芝大神宮は、その「め組の喧嘩」の舞台となっているので、その半鐘が飾られているんです。
実は芝大神宮自身、何度も火災に遭っては見事に復活している神社。
「火事と喧嘩は江戸の華」という「江戸の姿」を体現したスポットといえます。
コツコツとお金を貯めたら、お金の管理も大事。
芝大神宮を参拝すれば、しっかりとお金を貯めて、貯めたお金が消失しないよう気を引き締めることができます。
「貯金、続かないよね〜!」とお嘆きのあなた、ぜひ芝大神宮を訪れてみてください。
気がついたら「預金通帳を見てニマニマしているあなた」になっていますよ。
私こちらの御朱印が「笑大神宮」のように見えるんです。
何だか福が来そうな気がします。
◆東京十社巡りの1つ
◆芝大神宮の鳥居
◆芝大神宮 手水舎
◆御守などはこちらで
◆芝大神宮 力石
◆拝殿側から鳥居と参道を見ると