@被官稲荷神社(ひかんいなりじんじゃ)
A東京都台東区浅草2-31-16
B祭神
◎宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
C学業成就、立身出世、商売繁盛、家内安全、交通安全
D二つ穂変わり抱き稲
E1855年に伏見稲荷神社から分社
浅草神社の末社
F浅草神社境内の北東にある神社になります。
境内の由緒書きには、伏見稲荷神社で病が回復した実話が書かれていて、ありがたみを分けてもらいたいとこちらにも創建されたとあります。
家内安全のご利益が受け継がれているのですね。
御供所には白狐の置物がズラリと並んでいて、神様の使いなんだそうです。毎月1日と15日に販売されていて購入もできますよ。
被官稲荷神社の「被官」というのは"出世"という意味だそうです。
そのため仕事でうまくいっていない人、これから受験が控えている学生はパワーがもらえるので、浅草神社と一緒に参拝しておきましょう♪
G被官稲荷神社へのアクセスは、浅草駅から徒歩7分。
浅草神社境内にあるため、御朱印は浅草神社の朱印所でいただけます。
初午の日(2月最初の午の日)には、初午限定御朱印を頒布。
受験シーズンに、学業成就のご利益をいっそう強めたい方は、ぜひ初午限定御朱印をゲットしましょう。
さて、被官稲荷神社のシンボルといえば「狐」。
参拝者のなかには、狐の大好物「油揚げ」を奉納する人もいっぱい!
「何が何でも出世したい」「仕事を成功させたい」「受験に合格したい」という、熱い思いが感じられます。
普段何気なく買っている5枚1袋の油揚げ。
使い方次第によっては、運命を大きく左右するんです。
人生大逆転を狙うなら、油揚げをもう1袋買って被官稲荷神社に行きましょう(もちろんもう1袋は、自宅の冷蔵庫に)。
被官稲荷神社の狐パワーは、まだこんなものではありません。
絵馬もおみくじも狐型。
神様の使い・狐様のご利益を、たっぷり受けることができます。
被官稲荷神社は、建造物としても見ごたえあり。
非常に小さな神社ですが、社殿は関東大震災・東京大空襲を生き残った“歴史の生き証人”。
石でできた鳥居は、新門辰五郎が奉納したもの。
新門辰五郎とは江戸時代の火消しで、あの徳川慶喜に信頼された「侠客」と言われています。
しかもこの新門辰五郎、勝海舟とも親交が深かったという“江戸の麒麟児”。
そんな人が関わっているのですから、被官稲荷神社、出世にご利益があるのも納得です。
幕末の活気を、現代に色濃く残す被官稲荷神社。
人生を思い切り好転させたい、成功したいと願うなら、ぜひ訪れたいスポットです。