@廿日市天満宮(はつかいちてんまんぐう)
A広島県廿日市市天神3−2
B祭神
主祭神:菅原道真
廿日市天満宮は境内に5つの神社があります。
それぞれの祭神は以下のとおりです。
◎琴比羅神社:大物主神(おおものぬしのかみ)
◎淡島神社:少彦名神(すくなひこなのかみ)。
◎稲荷神社:宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。
◎豊受神社:豊受大神(とようけのおおかみ)。
◎胡子神社:事代主神(ことしろぬしのかみ)。
C学業成就・家内安全・安産・子宝・商売繁盛・五穀豊穣・厄除招福
D梅鉢
E廿日市天満宮が創建されたのは、天福元年(1233年)。
鎌倉幕府の官僚・藤原親実が桜尾城に着任した際、鎌倉の荏柄天神社(えがらてんじんじゃ)を勧請。
廿日市中央に位置する、篠尾山に鎮座したのが始まりです。
以後300年間、藤原氏が神主を務めましたが、大内氏に討たれ断絶。
神主不在、明治維新による分離など時代の荒波を受けて幾星霜。
さまざまな苦難から再生し、21世紀の今も、山頂から人々の成功・繁栄を見守っています。
F廿日市天満宮は、受験合格のパワースポット。
合格に導く秘密は「学力アップ」だけではないから。
実は廿日市天満宮には、「美文字」になるご利益もあるんです。
祭神・菅原道真は「書の達人」としても有名。
また鳥居にある「天満宮」の御神額は、知力と美文字の象徴。
江戸時代、和歌を絶賛された住職が、京の皇女から褒美をもらうことに。
住職が望んだ褒美は、「天満宮」と書かれた神号。
鳥居の御神額は、その御染筆をもとにしています。
廿日市天満宮の歴史は、「知力」と「美文字」を兼ね備えた人で彩られているんです。
字が汚いと「ケアレスミスを起こす」「答案の印象が悪くなる」など、試験に不利ですよね。
廿日市天満宮で知力と美文字力を同時に上げれば、合格に一歩も二歩も近づけます。
ちなみに廿日市天満宮では、毎年「新春書道展」を開催。
小中学生の書き初めがズラリと展示されます。
書き初めを通じて、ますますお子さんの成績アップが期待できそう。
また年齢を重ね、「もっときれいな字を書けるようになりたい」と願う人にも、廿日市天満宮はおすすめです。
●廿日市天満宮・御朱印
G廿日市天満宮へのアクセスは、JR廿日市駅から徒歩5分。
広島電鉄宮島線・広電廿日市駅からは徒歩3分です。
廿日市天満宮は境内に駐車場があるので、車で行っても便利ですよ。
なお、初詣は満車の可能性大。
廿日市天満宮は「学問の神」だけあり、受験シーズンは非常に混みあいます。
三が日だけ天満宮前・中央市民センターに臨時駐車場を設けてくれますが、不安な方は電車で行きましょう(駅から近いですしね)。
さて初詣には臨時駐車場を設けるほど、人気の高い廿日市天満宮。
御朱印もぜひいただきたいですよね。
廿日市天満宮の御朱印受付時間は明確ではありません。
祈祷時間(9時〜17時)に準ずると思われますが、事前に確認したほうが良いでしょう。
ご利益をさらに上げるなら、御朱印帳も見てみて!
廿日市天満宮の御朱印帳は、梅が描かれた奥ゆかしいデザイン。
表紙に咲き誇る白梅・紅梅からは、菅原道真公の御威光が感じられます。
知性と品位あふれる御朱印帳なので、持ってるだけで女性として、人としての魅力が上がりそうです。
廿日市天満宮の行事も見てみましょう。
夏祭りや七五三祭などがありますが、最も有名なのが秋祭り。
特に「みこし行列」は見ごたえ十分。
毛槍をもった奴さんや獅子舞、巫女さんの舞に続き、いよいよお神輿登場。
廿日市天満宮の石段(117段!)をのぼりながら繰り広げられる「もみあげ」は、おおいに盛り上がります。
秋祭りが行なわれる時期は、受験も佳境に入る頃。
合格祈願も兼ねて、ぜひ廿日市天満宮の秋祭りも堪能してみてください。
2019年10月13日 廿日市天満宮の秋祭り。
良い天気に恵まれて昨日の台風が嘘のよう。
お昼前くらいに行ったのですが廿日市天満宮は階段を登って上の方にあるので少し汗ばむ位です。
お詣りした後に御朱印を頂きました。
御朱印は令和元年という事で?金色の文字が書かれていました。
廿日市が見渡せる神社の場所は篠尾城跡。
お神輿も飾ってありました。
少しすると神輿を担ぐ人達が階段を登ってきてお詣りし、お神酒を飲んでまた鳥居の場所まで移動。
若い女性の法被姿も良い感じです。
大名行列には小学生?と中学生が大人に混じって参加です。
毛槍を前後の人で受け取ったりしているのですがバランス取るのが難しそうでした。
画像はスタート前に待っている写真。
お昼時でお腹が空いてきたので軽く食事。
天満宮の前にある廿日市中央市民センターではお祭りなのでチョットした飲食が楽しめました。
チケットを購入してそれぞれの食べ物が売ってあるテントへ行きチケットと交換。
うどん、焼きそば、たこ焼き、お茶と購入したのですが焼きそばのテント前は人が並んで無理そうなのでカレーライスに変更。
食べ物はどれも300円位でお茶は100円でした。
お腹も満足して少し見て歩くのが丁度いい時間帯。
午後1時に大名行列が廿日市天満宮前をスタートでした。
廿日市天満宮の周辺商店街で先日「二百廿日豊年市民祭」がありました。
2019年9月14日(土)の午後2時から9時までと割と長い時間です。
そんなに長時間の滞在は難しいかな?と少し遅めに行ってみました。
広電廿日市の電停で降りて廿日市天満宮に向かって歩いていくとどんどん人が多くなってきました。
鯛焼き、イカ焼き、たこ焼き、かき氷など昔懐かしの露天が色々です。
夕暮れ時に行ったのですが、浴衣姿の女子もチラホラ。
カラフルな色は人を惹きつけますね。
小さな子どもがおしゃれしてカラーボールをすくってました。
廿日市天満宮のすぐそばにある廿日市市中央市民センターでは市長さんの挨拶や国会議員さんの挨拶。
一通り終わると、廿日市の中国醸造の樽酒が割られて振る舞い酒。
もちろん美味しく頂きました。
「二百廿日豊年市民祭」は四百年以上続いていると言われている伝統行事だそう。
豊年を喜び感謝するお祭りなんです。(昔は「市民」はつかないとは思いますが)
秋はこういったお祭りが神社近くの各地でありますよね。
廿日市天満宮も地元に愛されているようです。
「二百廿日豊年市民祭」では天狗と鬼が徘徊していたのですが小さな子どもが怖がって泣いてました。
お母さん、お父さん達は子どもを境内にいた鬼の方に連れて行っていましたよ。
きっと子どもが泣くのが逆に良いのかもしれません。
「泣き相撲」なんていうのもありますしね。
でも子どもにしたらこんな顔がアップだと怖いですよね。